2011年6月19日日曜日

A Clockwork Orange 【時計じかけのオレンジ】

1971年のアメリカ映画。イギリスの小説家アンソニー・バージェスによる原作から監督スタンリー・キューブリックにより映画化された作品。私の大好きな監督の一人であります。
そしてこの映画は私の大好きな作品です。
この映画のジャンルはつけがたいのですが、どうやらSFに当てはまる様です。


この映画はあらすじを書いても全く意味不明だと思うので載せません。
好き嫌いがはっきりと分かれるようです。
とにかく、不快に思わなければ是非見てほしい映画です。見れば見る程に魅了される。
スタイリッシュで1970年代の作品とは思えない程のクウォリティーの高さです。
暴力やレイプをしながら【雨に唄えば】を歌うシーンなんかは、強烈ですが見終わってから何日も音楽が抜けずに頭に流れていました。
この映画では近未来を描いていますが、現代の社会と近い気がします。
人間って自由。人間って恐ろしい。
善と悪というのは自分自身で見極めていかなければならないものであるということ。
社会に対する皮肉が描かれています。
キューブリックの作品は、考えれば考える程答えが出ない作品が多いと思います。
それが魅力的なんですよね~。


音楽も最高。
ウェンディ・カーロスのシンセサイザーを使ったクラシックはすごい。
この映画にぴったりのクレイジーさ増す音楽。



これ見てみて~!って気軽に言える作品では無いですけどね。

おすすめ度 ★★★★★



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