2011年6月22日水曜日

Catch me if you can

2002年のアメリカ映画。1980年に出版されたフランク・W・アバグネイルJr.著の自伝小説を元に製作されたドリームワークス作品。コメディなの?個人的に、ヒューマンドラマに分けます。
監督はスティーブン・スピルバーグ
出演者はレオナルド・ディカプリオトム・ハンクスクリストファー・ウォーケンなど豪華な面々。



あらすじ
 高校生のフランク・W・アバグネイルは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝動的に家を飛び出してしまう。そして、生活のため偽造小切手の詐欺を始めるようになる。最初はなかなかうまくいかなかったが、大手航空会社のパイロットに成りすますと誰もがもののみごとに騙された。これに味をしめたフランクは小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れるのだった。一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは、徐々に犯人に迫っていくのだったが…。



この映画、実際に基づいた詐欺師のお話なんだけれど、面白い!
ディカプリオが当時の年齢から10歳ほど若い役を演じているのに違和感無し。それってスゴイ(甘いマスク、童顔なだけあるわね)
捜査官役のトム・ハンクスもかなり適役です!
緊張感のある追跡劇ではなく、軽いタッチで進んでいくのでとても観やすいです。
家族がバラバラになってしまい、家族と幸福を取り戻すため、心の隙間を埋めるために、詐欺を繰り返し大金を得るけれど、その努力は報われません。
まだ子供だというのにサラリと詐欺をして騙していく姿が清々しく感じました。(犯罪は犯罪ですが
ストーリー自体は、コミカルなコメディタッチで面白いですが、主人公の家族を失った孤独感もあります。
最後の後味もスッキリで良いです。犯罪者の映画とは思えないハッピーエンドです。
スピルバーグ監督なのが意外でビックリしました。
しかし、脚色はしているだろうけど実話って凄いなーと思います。


おすすめ度 ★★★★☆




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