1998年のフランス映画。監督はクロード・ルルーシュ。
出演はレッサンドラ・マルティネス、ピエール・アルディティ、ローラン・イレールなど。
フランスの俳優さんは詳しくないのであまりわかりませんが、ローラン・イレールはバレエで有名ですよね。この映画でもヴェニスの街で踊るシーンがあります、すごく素敵です。
あらすじ
元プリマドンナのミリアムはダンス・パートナーだった夫に去られた心の痛手に苦しんでいた。最愛の息子セルジュと共にヴェネチアを訪れた彼女は、そこで画家ピエールと出会い、再び生きる喜びを手に入れる。しかし、それも束の間、ヨットで沖に出たピエールとセルジュが事故に遭い帰らぬ人となってしまう。哀しみに暮れる彼女は息子の遺品となったビデオカメラを手にある旅を始める……。 ストーリーは少々複雑なのですが、しあわせってなんだろうって映画。
不幸とは?幸せとは?
元夫が去ってから出会う画家のピエールは、とても深い言葉を言っているので私は言葉ひとつひとつが心に響きました。
大切なものを失いどん底になるミリアム。
誰かを失う悲しみは、自分自身で乗り越えていかなくてはならないもの。
生きるってのは悲しい事の繰り返し。
「幸せは貯金できない」
だけど、そこには見守ってくれている誰かがいる。
世の中には偶然と必然しかありえない。
私は好きな映画です。
おすすめ度 ★★★★☆
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