2011年6月29日水曜日

Liar Liar 【ライアー・ライアー】

1997年のアメリカ映画。コメディ映画です。
監督はトム・ジャドヤック。“ナッティ・プロフェッサー”などで有名な監督さんです。
出演は、ジム・キャリーモーラ・ティファニーなど。
ジム・キャリーのキャラが全開の映画です。



あらすじ
フレッチャーは一流の弁護士だが、それは得意な“嘘”のおかげ。どんな依頼でも、その口先で無罪を勝ち取ってしまうのだ。そんな彼は私生活でも、別れた妻に引き取られた息子マックスとの面会日をすっぽかす始末だった。ところが誕生日のパーティをすっぽかされたマックスが、パパが嘘をつきませんようにとお願いすると奇蹟が起きる。フレッチャーは絶対に嘘をつけないようになってしまったのだ。しかし彼には大事な裁判があって…。



ジム・キャリー出演の映画ってついつい観ちゃいます。
この映画でも、お得意の顔芸やコミカルな動きが炸裂しております。
良くも悪くも嘘だらけで生きている主人公が、1日だけ嘘がつけなくなるというストーリーなんだけれど、意外と今の社会に生きてる人にはよく気持ちがわかるのかも?!
ジム・キャリーワールドにひきこまれ、飛ばされるような勢いです。
元気の出ないときとか、こうゆう映画って良いです。
おバカ映画なんだけれど、心が和む映画です。
個人的に、会議室で本音を言いまくるシーンがツボで笑い過ぎて涙が出ました。


おすすめ度 ★★★☆☆


2011年6月27日月曜日

Flipped

2010年のアメリカ映画。日本未公開の初恋の青春ドラマです。
ウェンデリン・ヴァン・ドラーネンの小説を映画化。
監督は“スタンド・バイ・ミー”のロブ・ライナー
出演はマデリン・キャロルレベッカ・デモーネイペネロープ・アン・ミラーなど。



初恋がテーマのこの映画。
マデリン・キャロルちゃんが可愛い。美少女です。

Flippedのイベントの画像。映画の中ではもっと幼い感じですが。。これからに大女優になりそうな予感?!
男の子の気持ちと、女の子の気持ちが、シーンごとに切り替わりながら心情を展開していくストーリーです。
これを観てると、やっぱり女の子は大人だわね~と思いました。
わかりやすくて、とても観やすかったです。
時代が1960年代という設定のせいか、映像が地味な感じで波がないのでやや退屈に感じるかもしれません。でも今の時代にはない素朴な感じがして私は好きです。
“初恋”ってとうの昔で忘れてしまったけれど、観ていて昔の自分を少し思い出してしまいました。
最近の映画って感じがしない、心温まる映画です。

 

おすすめ度 ★★★☆☆

2011年6月26日日曜日

Birth 【記憶の棘】

2004年のアメリカ映画。
監督はジョナサン・グレイザー
出演はニコール・キッドマンキャメロン・ブライトダニー・ヒューストンなど。
サスペンス・ラブとかいてありましたが、、私は深いラブストーリーと感じました。



あらすじ
10年前に夫のショーンを心臓発作で失った未亡人アナ(ニコール・キッドマン)は、長年自分を思い続けてくれたジョゼフ(ダニー・ヒューストン)と再婚することを決意する。しかし、そんな彼女の前に見知らぬ10歳の少年(キャメロン・ブライト)が現れ、「僕はショーン。君の夫だ」と名乗る。



 
ニコール・キッドマンのショートヘアーが印象的で、美しいです。美人はどんな髪にしても素敵ですね。
この映画は、言葉は多く語らず、表情と音楽で気持ちを表すシーンが多いです。
展開がかなりわかりずらいですが、ラブストーリーとしては深い作品なのかなと思います。
でも自分も同じ状況になったら・・・とつい考えてしまいました。
主人公の未亡人“アナ”の気持ちの動きが、女性として良くわかり、切ないです。
少年は結局謎のまま終わりますが、観た人が感じるままにという感じでなのでしょうけど、これまた色んな意見が分かれそうなラストですね。
サスペンスとして観るにはちょっと違うかなって感じです。
ストーリーに入り込めず、私の理解力不足の為、おすすめ度は控えめで。


おすすめ度 ★★☆☆☆

2011年6月25日土曜日

Tangled 【塔の上のラプンツェル】

2010年の3Dアニメ映画。グリム童話の“髪長姫”を映画化。
監督はイサン・グレノという方。【ボルト】もこの方です。
声優はマンディ・ムーア、ザカリー・リーバイロン・パールマンなど。
ディズニー・クラシックス第50作目だそうです。
最近のアニメーションは本当に映像が綺麗です!


あらすじ
逃亡中の盗賊フリン・ライダーは、山奥の谷にそびえ立つ高い塔を見つける。好奇心から塔に入ったフリンは、髪が驚くほど長い不思議な少女ラプンツェルと出会う。彼女は18年間、塔の中だけで生活してきたがフリンとともに外の世界へ冒険の旅に出ることになる。



評判がとてもよかったので。期待して観ました。
ストーリーはディズニーお得意のプリンセスストーリー。女子は大好きな感じです。
とにかく映像が本当に素晴らしいです。ため息ものです。さすがディズニー!
得意のミュージカル仕立てで楽しめました。音楽も素敵ですよ~。(私が観たのは原語版です)
ディズニーの作品ってなんか安心して観れます。
ラストもやっぱりハッピーエンドで、癒されます。
子供も大人も楽しめる作品です!
もう1度観たいなーとは、今のところ思いませんが良い作品だと思います。
映像は本当に素晴らしいんですが、この童話が個人的にあまり好きじゃないのでおすすめ度は低めで・・あと主人公のラプンツェルがあまり可愛くなかった。。偉そうにすんません。ゴホン。


おすすめ度 ★★★☆☆

Remember The Titans 【タイタンズを忘れない】

2000年のアメリカ映画。実話を元にした作品です。
監督はボーズ・イェーキン。ヒューマンドラマです。
出演はデンゼル・ワシントンウィル・パットンウッド・ハリスなど。
個人的にデンゼル・ワシントンが大好きです。そしてこの映画、ディズニーなんですね。




あらすじ
1970年代初頭、まだ人種差別が大きな問題となっていたアメリカで実際にあったエピソードを基にしたスポーツ・ヒューマン・ドラマ。1971年、バージニア州。とある町で白人の高校と黒人の高校が統合されることになる。その結果、両校にそれぞれあったフットボール・チームも1つに統合されることとなった。人種差別が根強い地元住民が反発するなか、アメリカ初の人種混成チームが誕生、さまざまな苦難を乗り越え、チームはひとつにまとまっていく……。




この映画は、素直に観てもらいたい映画です。
これがフィクションなら、出来すぎだ話と思ってしまうけど実話に基づいた話であるから感動的。
アメリカが抱えていた、人種差別という壁。
過去の憎しみや、偏見でなかなか分かりあえないでいますが、だんだんと距離は縮まり美しい友情へと変わっていきます。
音楽もこれまた私が大好きなMarvin Gaye & Tammi TerrelllAin't No Mountain High Enoughが使われております。
この映画でもすごく良いシーンで使われているので心がギュっとしました。本当に良い歌ですよね!
人種差別をテーマにした映画だけど、最後まで嫌みがないのですっきりと観れます。
素直に良い映画と思います。

当時は差別が本当にひどかったようですが、アメリカでの人種差別はまだ完全に無くなってはいないし、アメリカだけでなく他の国でもいえることですよね。差別にも深く歴史があるのだろうけど、憎しみはいずれ消えるものだと信じたいです。ハイ。





おすすめ度 ★★★★☆



Serial Mom 【シリアル・ママ】

1994年のアメリカ映画。監督はジョン・ウォーターズ
出演はキャスリーン・ターナーサム・ウォーターストンなど。
皮肉たっぷりのブラック・コメディ。不快に思う方も多いと思います。キ●ガイ映画。

あらすじ
日常の道徳的に正しくない行為をした人間を惨殺しまくる連続殺人主婦。アメリカのどこにでもありそうな郊外の閑静な住宅街。そこに暮らすビバリーは、歯科医の夫と二人の子供を持つ、心優しい理想的な主婦。しかし、ゴミを分別しない、レンタルビデオを巻き戻さずに返却するといった人の道に反する人間は許すわけにはいかない……。



この映画、意外と面白かったです。
連続殺人者役がキャスリーン・ターナーってところがまたピッタリなのです。
理想的な幸せ家族。
だけど、とにかく間違っている事がどうしても許せないママ。
世の中腹の立つことばかり。もうママ、キレちゃいます!
ひたすら明るい正義の連続殺人鬼です。
笑えないんだけど、笑っちゃいました。
(真面目な方は絶対観ないでください)
もうハチャメチャな展開です。でもある意味、痛快な映画。
この映画を観てから、ちょっとの事でイライラしたりするのを気をつけようと思いました笑。
変なバカ映画が観たい人にはどうぞ。



おすすめ度 ★★★☆☆






 

Carrie 【キャリー】

1976年のアメリカ映画。スティーヴン・キングの同名小説を映画化。青春ホラーです。
監督は、ブライアン・デ・パルマ
出演はシシー・スペイセクバイパー・ローリーなど。
ジョン・トラヴォルタも地味に出てるんですよね。この映画で本格デビューしています。



あらすじ
超能力少女を描いたS・キングのベストセラーを映画化。友人からも嫌われ、母親からも疎まれている、さえない容姿の女子高生キャリー。だが彼女には怒りを引き金として念動力を発揮する力があった。プロムの夜、悪質ないたずらとも知らずクィーンに選ばれたキャリーの頭上に、ブタの血が降り注ぐとき、惨劇が幕を開けた……。



これまた古いけど、1970年代の映画とは思えない映画。
主人公のキャリー役、シシー・スペイセクは当時26歳だったみたいなのですが、見事に高校生の“キャリー”を演じております。
あの独特なキャリーの雰囲気、気味の悪さや表情が凄い。
この映画は昔1度みて最近もう1度見直したのですが、内容が意外と深い映画だなと思います。
宗教に狂う母親、いじめ・・。
夢のような気分を味わうものの、キャリーはどん底に突き落とされる。
希望と絶望とはこの事かと。
後半の超能力のシーンは印象に残るインパクトで、映像も凄いなーと思います。
そして一緒にプロムに行く男の子トミー役、ウィリアム・カットがきゃなりハンサム。(今はその面影すらないオッサンです)
ホラー映画なんだけれど、心情が良く描かれていている映画だと思います。
いじめは断固として反対です。



おすすめ度 ★★★★☆

2011年6月23日木曜日

Soul Men

2008年のアメリカ映画。日本未公開。
監督はマルコム・D・リーです。コメディです。
出演はサミュエル・L・ジャクソンバーニー・マック
この映画の撮影中にバーニー・マックさんは突然お亡くなりになっています。
オーシャンズ11やチャーリーズエンジェルなど多くの有名映画で活躍されていた俳優さんです。
そして、歌手のアイザック・ヘイズさんも本人役で少しだけ登場していますが同時期にお亡くなりになっています。大変残念です。



あらすじ
往年の人気3人組バンドのひとりが亡くなったため、その追悼コンサートへ大陸横断の旅に出ることとなった元メンバー中年2人のドタバタ珍道中を描いた音楽コメディ。



私はソウルが大好きなので、この映画を観て凄く楽しめました。
シモネタ多めの笑えるパワフルなドタバタブラックムービーです。
音楽好きならきっと楽しめる映画だと思います。
クライマックスのライブでは、息ぴったりの歌声で華麗なステップを魅せています。
かっこいいです。本当に芸達者な二人です。
映画を観た後のエンドロールで訃報を知ったので、大変ショックでした。
エンディングはjackson5のカバー曲、アイザック・ヘイズが歌うNever can say good bye
本当に、この曲がぴったりです。






おすすめ度 ★★★☆☆

2011年6月22日水曜日

One Flew Over the Cuckoo's Nest 【カッコーの巣の上で】

1975年のアメリカ映画。1962年に発表されたケン・キージーのベストセラー小説を映画化。
監督はミロス・フォアマン
出演はジャック・ニコルソンルイーズ・フレッチャーなど。
ジャンルわけするのが難しいですが。社会派ドラマという事でヒューマンに分類します。



あらすじ
刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィは、そこで行われている管理体制に反発を感じる。彼は絶対権力を誇る婦長ラチェッドと対立しながら、入院患者たちの中に生きる気力を与えていくが……。



この映画、心に重くのしかかる衝撃の映画でした。
邦題が意味不明だったので、観る気がしなかったのですが、本当こんな名作早く観とけばよかったワイ!と思う作品です。
この時代の背景が皮肉ながらも描かれていると思います。
様々なキャラクターが色濃く描かれており、婦長役のルイーズ・フィッチャーの微妙な表情など本当に圧巻です。もちろんマクマーフィ役は彼しか出来ない役だと思います。
舞台は精神病院。
ジャック・ニコルソン演じるマクマーフィの行動は痛快で、観ていて楽しくなるような爽快感でした。
患者達に、少しの生きる希望を与えたマクマーフィだが、病院へ抵抗していく事で、結果的には本格的な治療をされていく。
正常異常とは何か?
人間ひとりひとりの尊厳とは何か?
今一度、疑問が頭の中に渦巻きます。
最後のシーンはとてつもなく衝撃で、頭にこびりつています。
こんな出来事が実際にあった時代があると思うと本当に恐ろしいです。
今の時代に観ても素晴らしすぎる、本当に名作の中の名作だと思います。





おすすめ度 ★★★★★


LE PLACARD (The Closet)  【メルシィ!人生】

2000年のフランス映画。コメディです。
監督はフランシス・ヴェベール。(奇人たちの晩餐会の方です)
出演はダニエル・オートゥイユジェラール・ドパルデュー
この映画の出演陣、フランスではトップスター揃い、超豪華俳優さん達のようです。



あらすじ
妻子と別れ、勤務先のコンドーム製造会社でも居場所のない中年男ピニョン。リストラの危機に直面した彼は、隣人のアドバイスでゲイのふりをすることに。そんなピニョンの奇策は、世間体を気にする会社に思わぬ波紋をもたらす。




邦題がダサすぎて観る気がしなかったのですが、それとは裏腹に面白かった!(なんとかしよう!邦題!)
ワタシ的にはかなり笑いがツボで吹き出しまくり、爆笑してまいました。
ひとつの嘘から地味だった人生が逆転していくストーリーなのだけれど、思わぬ方向へいく様が観ていておもしろかった。
まあ、モロにシモネタが多い映画なので好き嫌いは分かれるかと思います。
ゲイならクビにならないっていうのも皮肉なお話ですよね~。
そういえばゲイっぽい・・あの人・・っていうのありますよね。
後味もすっきりと気持ち良いので、笑いのツボが合えばお勧めしたい映画です。



おすすめ度 ★★★☆☆

Betty Blue

1986年のフランス映画。重いラブストーリーであります。
監督はジャン=ジャック・ベネックス
出演はベアトリス・ダルジャン=ユーグ・アングラードです。


あらすじ
キュートでセクシーなベティは、しがないペンキ塗りをしている青年ゾルグと知り合い、激しい愛とセックスの日々を送る。彼女は感情の激しい性格だった。深すぎた愛のために、狂気へと落ちていく赤裸々に描く。



この映画のベティというオンナの子がとてつもなく激しい子で、うおお~っと感じる部分が多々ありますが可愛らしいんです。本能のまま感情を示すベティは同じオンナとして羨ましくも感じる部分があります。
主人公の恋人役の二人がとても素敵です。
愛すれば愛するほどに、ベティの精神が崩れ、孤独に陥っていく。
恋人のゾルグは優しく彼女を理解しようと受け入れようとする。(ゾルグみたいな理解のある男性がいれば女性は幸せ者ですね~。)
とにかくもう、二人の愛の深さが半端じゃない。
純愛であり、狂った愛でもあります。
これぞ究極の愛?!
誰でもこうゆう感情ってあるものなんじゃないかと思います。
観終わった後、鬱要素が強めなので後味があまり良くはないですが、すごく好きな映画です。
男性はなかなか理解できない映画なのかなーと思いますが。
ゾルグのストイックさを現代の男性陣に刺激を与えて欲しいものです。なんて・・




おすすめ度 ★★★★☆


Catch me if you can

2002年のアメリカ映画。1980年に出版されたフランク・W・アバグネイルJr.著の自伝小説を元に製作されたドリームワークス作品。コメディなの?個人的に、ヒューマンドラマに分けます。
監督はスティーブン・スピルバーグ
出演者はレオナルド・ディカプリオトム・ハンクスクリストファー・ウォーケンなど豪華な面々。



あらすじ
 高校生のフランク・W・アバグネイルは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝動的に家を飛び出してしまう。そして、生活のため偽造小切手の詐欺を始めるようになる。最初はなかなかうまくいかなかったが、大手航空会社のパイロットに成りすますと誰もがもののみごとに騙された。これに味をしめたフランクは小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れるのだった。一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは、徐々に犯人に迫っていくのだったが…。



この映画、実際に基づいた詐欺師のお話なんだけれど、面白い!
ディカプリオが当時の年齢から10歳ほど若い役を演じているのに違和感無し。それってスゴイ(甘いマスク、童顔なだけあるわね)
捜査官役のトム・ハンクスもかなり適役です!
緊張感のある追跡劇ではなく、軽いタッチで進んでいくのでとても観やすいです。
家族がバラバラになってしまい、家族と幸福を取り戻すため、心の隙間を埋めるために、詐欺を繰り返し大金を得るけれど、その努力は報われません。
まだ子供だというのにサラリと詐欺をして騙していく姿が清々しく感じました。(犯罪は犯罪ですが
ストーリー自体は、コミカルなコメディタッチで面白いですが、主人公の家族を失った孤独感もあります。
最後の後味もスッキリで良いです。犯罪者の映画とは思えないハッピーエンドです。
スピルバーグ監督なのが意外でビックリしました。
しかし、脚色はしているだろうけど実話って凄いなーと思います。


おすすめ度 ★★★★☆




2011年6月21日火曜日

Black Swan

2010年のアメリカ映画。日本では劇場公開中ですね。
監督はダーレン・アロノフスキー。サスペンススリラー映画です。
出演者は豪華!ナタリー・ポートマンヴァンサン・カッセルバーバラ・ハーシーなど。
なんと!ウィノナ・ライダーも出てますが、この映画ではイメージが違ってわからなかった。(母に言われ気付きました・・)



あらすじ
ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するニナは『白鳥の湖』のプリマに抜擢。ただし芸術監督ルロイの演出で、純真な白鳥と邪悪な黒鳥との2役を演じなければならない。優等生タイプのニナは黒鳥をうまく演じることができず、しだいに精神的に混乱していく。



最近の映画をチェックするタイプではないのですが、コレは久々は観たい!と思いました。
体はかなりしぼりあげたようで、完全にバレリーナの体になっていたナタリー。
彼女の女優魂、かなり気迫を感じました。
ナタリー・ポートマンの迫真の演技が素晴らしすぎます完璧といっていい程。
ストーリーもとても見ごたえのある内容です。はっきりいって怖かった。
黒鳥を演じるために、優等生の自分を変えようとに色んな事をして、変えていこうとしますがなかなか変わる事が出来ずどんどん追い込まれ苦悩する主人公のニナ。
精神が次第に病的になって現実と区別がつかなくなっていく様を描いていくのですが、それがなんともリアルで怖いです。目が離せません!
ラストの黒鳥の踊りは本当に美しすぎます。
これは劇場で観るべき!手に汗にぎる作品です。
ナタリー・ポートマンに拍手!


おすすめ度 ★★★★☆






しあわせ

1998年のフランス映画。監督はクロード・ルルーシュ
出演はレッサンドラ・マルティネスピエール・アルディティローラン・イレールなど。
フランスの俳優さんは詳しくないのであまりわかりませんが、ローラン・イレールはバレエで有名ですよね。この映画でもヴェニスの街で踊るシーンがあります、すごく素敵です。


あらすじ
元プリマドンナのミリアムはダンス・パートナーだった夫に去られた心の痛手に苦しんでいた。最愛の息子セルジュと共にヴェネチアを訪れた彼女は、そこで画家ピエールと出会い、再び生きる喜びを手に入れる。しかし、それも束の間、ヨットで沖に出たピエールとセルジュが事故に遭い帰らぬ人となってしまう。哀しみに暮れる彼女は息子の遺品となったビデオカメラを手にある旅を始める……。



ストーリーは少々複雑なのですが、しあわせってなんだろうって映画。
不幸とは?幸せとは?
元夫が去ってから出会う画家のピエールは、とても深い言葉を言っているので私は言葉ひとつひとつが心に響きました。
大切なものを失いどん底になるミリアム。
誰かを失う悲しみは、自分自身で乗り越えていかなくてはならないもの。
生きるってのは悲しい事の繰り返し。
「幸せは貯金できない」
だけど、そこには見守ってくれている誰かがいる。
世の中には偶然と必然しかありえない。
私は好きな映画です。


おすすめ度 ★★★★☆

2011年6月20日月曜日

The Shining

1980年のアメリカ映画。スティーブン・キングの同名小説を映画化。ホラーです。
監督はもちろん!スタンリー・キューブリック
出演はジャック・ニコルソンシェリー・デュヴァル
超有名な映画です、本当に名作です。キューブリック節炸裂!


あらすじ
冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってきた。そのホテルでは過去に、管理人が家族を惨殺するという事件が起こっていたのだが……。



最高のホラー作品だと思います。私の中のトップに入ります。
クレイジーな演技をさせたら右に出る者はいない、ジャック・ニコルソン
それに奥さん役のシェリー・デュヴァルもなんとも不気味。
本当にこの二人、不気味な表情が上手すぎる。
スタンリー・キューブリックのつくる世界がスタイリッシュで気持ちが悪さ満点。
この映画の中に意味のわからない演出がありますが、それも不気味なのです。
映像、演出、音楽全てにおいて満足できる作品です。
どんどん頭がおかしくなっていく過程の異常さが、怖い。
All work and no play makes jack a dull boy
とひたすら同じタイピングするシーンがありますが、訳すと、
「仕事だらけで遊べない、今にジャックはもう頭が狂っちまう」的なとこでしょうか。
それがなんとも!怖い。
本当、キューブリックの作品って魅力的なんですよね。
今観ても、本当に良くできた作品だな~と思います。

私の一番びびったシーンです。
REDRAM
REDRAM
REDRAM

おすすめ度 ★★★★★

スタンリー・キューブリック監督の作品は他にも前にこちらも紹介しています。

The Terminal 【ターミナル】

2004年のアメリカ映画。監督はスティーヴン・スピルバーグ。ヒューマンドラマです。
出演者はトム・ハンクスキャサリン・ゼタジョーンズ、スタンリー・トゥッチなど。
舞台はJFK空港!この面子ではずれは無いだろうと思いますよね。


あらすじ
クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、アメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。その足止めの期間は数か月にもおよび……。


この映画、素直に楽しめて良かったです。
トム・ハンクスの得意の演技が活かされてて安心して観れました。
それにしてもキャサリン、CAが似合いますな~。
空港に閉じ込められて、言葉もわからず四苦八苦する姿、面白かったです。
あまりにセットが壮大なのでリアルに感じてしまいました。
というか、リアルに空港に何十年も住んでいた人がモデルのようですね。
空港ではたくさんの人が行き交っていますが、そこにも色んな出会い、別れがあるんです。
恋だったり友情だったり家族だったり。
特に難しい映画ではないので、とても気軽に観れる映画。

おすすめ度 ★★★☆☆


Primal Fear 【真実の行方】

1996年のアメリカ映画。1993年のウィリアム・デールという方の小説を映画化。
監督はグレゴリー・ホブリット。主演はリチャード・ギアローラ・リニーエドワード・ノートン(エドワード・ノートン大好き)
最後の最後にゾワっとさせされるサスペンスです。エドワード・ノートンの演技には脱帽!
心理ものが好きな人は絶対観て!


あらすじ
大司教惨殺事件で逮捕されたのは、彼の侍者のアーロンという青年だった。売名家と呼ばれている弁護士マーティンは、事件の話題性から無償での弁護を申し出た。あどけないアーロンの表情を使ったマーティンの作戦も、明らかにされていく宅地開発に絡む大司教への恨みや“悪魔払い”の名のもとにビデオに収められた醜聞も、元恋人の検事ジャネットによって次々と提出される物的証拠の前にはなす術が無かった。そんな時、アーロンの精神分析を担当したアーリントン女医がつかんだ事実とは……。



この映画、私の中でトップ入りする好きな作品。
何がすごいかって、やっぱりエドワード・ノートンの強烈な演技です。
リチャード・ギアはもちろん素晴らしいのですが、エドワード・ノートンが凄すぎます。
色んな顔をこなせる本当に魅力的な俳優さんであります。
本当に、最後に度肝を抜かれた映画でした。予測できませんでした。
この映画があまり評価されていない事が不思議な位出来た映画と思います。
観たことが無いなら、全く知識無く観たほうが楽しめると思います。
そして、観終わってから、もう1度観かえしたくなる事でしょう!


おすすめ度 ★★★★★


Stepmom 【グッドナイト・ムーン】

1998年アメリカ映画。原題のSTEPMAMAとは義母という意味。
義母と親子の難しい家族関係を描くヒューマンドラマ。
監督はクリス・コロンバスハリーポッターやホームアローンなどの監督です。
出演も豪華です。ジュリア・ロバーツスーザン・サランドンエド・ハリス


あらすじ
NYで活躍するキャリアウーマンを中心に、彼女の恋人、そして彼の先妻と子供達が織りなす心の絆を温かい視点で捉えてゆく。NYで活躍する気鋭の女性カメラマン、イザベル。弁護士のルークと恋に落ち、同棲をはじめた彼女だが、彼には先妻ジャッキーとの間に2人の子供がいた。ジャッキーになつき、自分を嫌悪する子供達に気に入られようと、孤高奮闘するイザベル。そんなある日、ジャッキーにある運命が訪れた事により、彼女たちの中で何かが変わりはじめる……。



この映画は大好きで何回も見ています。
母親が死の宣告を受けるという事はとても悲しく心が痛みますが、それぞれの気持ちの動きが描かれていていてとても深い、良い映画だと思います。
今の時代なら、義母が子供を育てるという事も珍しくない事なのかもしれませんが、やはり本当の母親ならば子供を手放したくないのは当然ですよね。
そして、この男の子の子供チャンがとてもキュート。(今はもう成人していました!ビックラです)
 Marvin Gaye & Tammi TerrellAin't No Mountain High Enoughの曲も使われています。(私のベスト3に入る大好きな曲です
この曲で家族で歌ってダンスするシーンが大好き。

スーザン・サランドンの演技には感動します。
ほっこりする気持ちと切ない気持ちの映画です。病気の映画とかあまり好きではないんだけれどこれは例外として・・・。


おすすめ度 ★★★★☆



Vicky Cristina Barcelona 【それでも恋するバルセロナ】

2008年のアメリカ・スペインの合作映画。監督はかの有名なウディ・アレンです。
スペインのバルセロナが舞台の、変わった愛を描ロマンティックコメディ。
出演者は豪華です。ハビエル・バルデムスカーレット・ヨハンソンペネロペ・クルスです。
後にハビエル・バルデムペネロペ・クルスは結婚してますね。


あらすじ
バルセロナにバカンスに訪れたクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)とヴィッキー(レベッカ・ホール)は、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に惹(ひ)かれていく。そんな中、彼の元妻のマリア・エレナ(ペネロペ・クルス)が戻ってきたことから、やがてクリスティーナとマリア・エレナにもある感情が芽生え始め……。


スペインの街並みが美しく、出演陣も魅力的な方ばかり。音楽も良い!!バルセロ~ナ~♪
場面ごとにナレーションが入るのが思いのほか多く、ちょいうざったい(オホ)
少々イカれた元妻を演じるペネロペ、やっぱ好きです。
個人的に真面目なオンナ・ヴィッキー役のレベッカ・ホールとても良かった。
そして、オンナってこうゆうオトコに弱いよな~って思いましたよ。だって素敵だし。
こんな口説き方されたら落ちるのわな~なんて思いながら見てました。ニクイねえ!!
女性陣の性格が全く違うキャラなので、こうゆう子いるいるって感じ。
物凄くややこしい恋愛関係なんだけれど、疲れない恋愛映画です。
様々な愛の形があるんだな、と改めて思う映画。
愛とは何か?つい考えてしまいました。



変わった愛だけど、素敵な映画でした。

おすすめ度 ★★★★☆



How High

2001年アメリカ映画のブラックコメディ。監督はジェシー・ディラン。
出演はヒップホップアーティストのレッド・マメソッド・マンです。
かなりのおバカ映画なのですがなかなか面白いです。ヒップホップが好きなら尚楽しめます。
このサントラ昔聞いていたので映画見てみました。


あらすじ
亡くなった親友の遺灰を肥料にマリファナを栽培しているサイラスは、偶然知り合ったジャマールと共にハーバード大学を受験する。収穫したマリファナを試験直前に吸った二人は、頭脳が明晰になり合格を果たしてしまう。


内容、めちゃくちゃひどすぎますが、若者向けの映画だと思います。
ブラックムービーが好きな人や、独特のセンスが分かる人には笑えると思います。
レッドマンとメソッドマンの掛け合いがおもしろい。
アジア人が出てくるのですが、あのキャラ、個人的にかなりツボでした。
ヒップホップが好きなら見てください。
家族で!とは絶対お勧めしませんが話のタネに。


 

おすすめ度 ★★☆☆☆




Open Your Eyes

1997年のスペイン映画。後にハリウッド版のリメイクは【バニラ・スカイ】。サスペンスです。
監督はアレハンドロ・アメナーバル。出演はエドゥアルド・ノリエガ(この方、この監督と出会い前作でデビューしています、超イケメン!)そして大好きな女優さん、ペネロペ・クルスです。
ペネロペって本当に可愛くて綺麗でセクシーで演技が上手で・・・。脱帽っす。


あらすじ
ある男がたどる、夢と現実が曖昧になる恐怖をサスペンスフルな展開で描く。悪夢と現実の狭間の喪失感を表現したスタイリッシュな映像、そして疾走感溢れる謎めいたストーリー。ハンサムで自由な恋愛を楽しみ、裕福な生活を送る青年セサル。しかし彼の人生は交通事故で一変。顔は醜く変貌し、恋人からも冷たくされる。そんな中、不可能とされた手術は成功し、全ては元の幸福な生活へと戻ったかに見えたが...。


 夢と現実がわからなくなる感覚を描いているのですが、見ているこっちもわけがわからなくなっていきます。独特の不思議な世界観です。
主人公のセサルは、自信を持って人生を楽しんでいた青年だったけれど、たった1日で人生が変わってしまうのです。なんとも酷なお話。本当この俳優さんかっこ良い!
ラストがどうのこうのというよりは、展開を楽しむ映画だと思います。
映像もスタイリッシュ。個人的には、バニラ・スカイより断然こちら派。
ソフィア役のペネロペ・クルスが綺麗はもちろんですが、この映画の中では非常にオンナらしいオンナを演じております。
ヌリア役のセサールが嫌うオンナを演じている、ナイワ・ニムリも注目であります。(この人も個人的には綺麗な人だと思います。)

これまた好き嫌いが分かれる映画だと思いますが、見る価値はあると思います。

おすすめ度 ★★★☆☆

Cool Runnings

1988年に行われた冬季オリンピックで立てた功績を元にした映画。
1993年のスポーツコメディ映画!監督はジョン・タートルトーブ
出演はレオン・ロビンソンと今は亡きジョン・キャンディーです!ジョン大好き



あらすじ
88年のジャマイカ。オリンピック出場を目標としてきた陸上の短距離選手デリス(レオン)は、予選会の当日、隣コースの選手の転倒に巻き込まれて敗退する。彼は抗議に行った選考委員長の部屋で、同じく陸上選手だった...



素直におもしろい映画です。
ジャマイカ人の陽気な明るさがとても良く描かれていると思います。
コーチ役のジョン・キャンディーとメンバーの掛け合いがおもしろい!
仲間と一生懸命に努力していく姿が微笑ましいです。なんだか安心して見れる映画です。
笑って楽しく見れて、感動の部分もあり、良い映画です。
音楽はレゲエ一色で、有名なジミー・クリフの曲も使われています。
関係はありませんが、ジャマイカのモンテゴベイ空港に撮影に使った“クールランニング”が置いてありました。




おすすめ度 ★★★☆☆


He Loves Me, He Loves Me Not 【愛してる、愛してない】

2002年のフランス映画。監督はレティシア・コロンバニという方。この監督、当時28歳で作品を撮ったそうです、お若い!
出演はアメリで有名なオドレイ・トトゥ。ラブストーリーとも言えますがサスペンス映画です。


あらすじ
画学生のアンジェリクはちょっと空想癖のある夢見がちな女の子。妻のいる心臓外科医のロレックを愛する彼女は彼を信じて離婚をひたすら待っていた。しかし離婚は進展せず、しびれを切らした彼女はとんでもない行動をとり始める。


ざっくり言えば、心が病んでしまった子のストーカー映画なのですが、展開がおもしろくて好きです。
映像はお洒落でフランス映画だな~といった感じです。
前半は結構退屈?と思わせるような感じですが、半分くらいから一転して視点が変わります。
意外とこうゆう展開の映画って無い気がする!
オイオイ、マジかよーーって感じな気持ちになりました。
出演者のオドレイさんは、アメリとは全然違う顔なので本当に個性的な女優さんだなと思います。
そんなキュート彼女ですが、この映画ではやや恐ろしいオンナを演じています。
ラストではオドレイさんが気持ち悪く感じる程、結構見入ってしまいました。
こんな展開、現実にはありえないんだろうけど・・こんな事あったら凄い恐ろしいよね、大問題。

アメリより個人的には好きだな~


おすすめ度 ★★★★☆

 





2011年6月19日日曜日

A Clockwork Orange 【時計じかけのオレンジ】

1971年のアメリカ映画。イギリスの小説家アンソニー・バージェスによる原作から監督スタンリー・キューブリックにより映画化された作品。私の大好きな監督の一人であります。
そしてこの映画は私の大好きな作品です。
この映画のジャンルはつけがたいのですが、どうやらSFに当てはまる様です。


この映画はあらすじを書いても全く意味不明だと思うので載せません。
好き嫌いがはっきりと分かれるようです。
とにかく、不快に思わなければ是非見てほしい映画です。見れば見る程に魅了される。
スタイリッシュで1970年代の作品とは思えない程のクウォリティーの高さです。
暴力やレイプをしながら【雨に唄えば】を歌うシーンなんかは、強烈ですが見終わってから何日も音楽が抜けずに頭に流れていました。
この映画では近未来を描いていますが、現代の社会と近い気がします。
人間って自由。人間って恐ろしい。
善と悪というのは自分自身で見極めていかなければならないものであるということ。
社会に対する皮肉が描かれています。
キューブリックの作品は、考えれば考える程答えが出ない作品が多いと思います。
それが魅力的なんですよね~。


音楽も最高。
ウェンディ・カーロスのシンセサイザーを使ったクラシックはすごい。
この映画にぴったりのクレイジーさ増す音楽。



これ見てみて~!って気軽に言える作品では無いですけどね。

おすすめ度 ★★★★★



Finding Forrester 【小説家を見つけたら】

2000年のアメリカのヒューマンドラマ。監督はガス・ヴァン・サント。
この監督は、有名な作品でいえば【グッド・ウィル・ハンディング】の方です。
出演者はショーン・コネリーが目立ちますが、少年ジャマール役のロブ・ブラウンに注目。ロブ・ブラウンは【コーチ・カーター】などにも出演している俳優さんでイケメンで演技も上手であります。
この映画のジャケって・・・感じですが。


あらすじ
NYのブロンクスで暮らす16歳の黒人少年ジャーマル・ウォレス(ロブ・ブラウン)は、プロのバスケットボール選手を夢見るかたわら、大好きな小説を書き続けていた。そんな彼の才能に気づいた学校側はウォレスをエリート私立高校へ転入させる。それと同時期、彼は学校の近くに住む偏屈な謎の老人(ショーン・コネリー)と交流を持つようになる。それは偶然、ウォレスが書いた文章を読んだ老人が感想を走り書きしたことから始まった。やがてウォレスは、その老人が有名な小説家だということを知るが….。



この映画は、地味な作品なようですが、わたし的には楽しめた作品でした。
貧困生活の上に、人種差別の厳しさが切実に描かれています。
年が離れていても、人種が違っていても友情というものは有る。という事ですかな。
ショーン・コネリーのさすがだな~と感じさせるう演技と、ロブ・ブラウンの可愛らしい自然な演技がとても入り込めました。この二人どちらもイケメン!ウフ
ジャマールの兄役は地味にラッパーのバスタ・ライムスです。
そしてなぜか、ちょい役でマット・デイモンが出演しています。(これにはちょっと驚き)調べたところ監督の友情出演だったもよう。

ラストの音楽はSomewhere Over the Rainbow/What a Wonderful Worldが使われております。
イズラエル・カマカヴィヴォオレというハワイ出身の方が歌ってます。優しい歌声で素敵です。



                    

おすすめ度 ★★★★☆












Big

1988年製作のアメリカのハートフルコメディ映画。
監督はペニー・マーシャル。
出演はトム・ハンクス。売れっ子になる前の若かりしトム・ハンクス。
小さいころから大好きな映画で何回も見てしまう映画です。

あらすじ(ネタバレ有かも)
12歳の少年が、ある朝突然35歳の中年男に大変身!? という奇想天外なアイデアが大ウケしヒットを飛ばした、心温まるロマンティック・コメディ。チビが悩みのジョッシュは、カーニバルの晩“ゾルダー・マシーン“に願いをかけた。翌朝鏡に映った自分の姿にビックリ。一夜にして20歳以上も“ビッグ“になってしまったのだ。家を追い出されN.Y.にやって来たジョッシュは、玩具会社に就職。自由で天真爛漫な発想が認められ大昇進を果たすが……。


ストーリー自体はありえないんだけど、とにかくトム・ハンクスの演技がとても良いし可愛い!(今と全然ちがーう)
大人になってからの、親友の少年との掛け合いがすごく楽しくて見ていてほのぼのします。
子供部屋がすごく可愛くて、こんなんだったら最高だろうな~って思います。
部屋にトランポリンとか。
社長と足でおもちゃのピアノで弾く所なんかは、この映画の有名なシーンですね~。
小さい頃にピアノをこの曲を弾いた事ある人も多そう!


なんか疲れた時とか、考えなしに見れるから好き。

おすすめ度 ★★★★☆



借りぐらしのアリエッティ

イギリスの女流作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を、ジブリが映画化。
【借りぐらしのアリエッティ】 レンタル開始されたみたいですね~。


最近は声優さんは芸能人の方がやることが多いのですね。
どうしても母の役・大竹しのぶさんの声がキャラと違いすぎて無理があるような気がして、見てる最中、かなり気になってしまいました・・・。ゴホン。


最初、【借りぐらし】というのは今の時代の若者に多い、家無しニート的なニュアンス(んなわけない)でとらえていたのだけれど、それが内容はそのニュアンスとあまり遠くなく感じた。
その日暮らしという部分では今の時代だからこその作品なのかとひそかに思いました。

ジブリ映画をみた後考えさせられる事が結構多いのですがこの映画に関しては特にそうゆう事もなく、始めから終わりまであっさりとした感覚。
私はメッセージを感じませんでした。
映像はとても美しく、ジブリって素晴らしいなと改めて思う。
音楽は、ジブリ=久石譲さんって感じでしたが、今回はセシル・コルベルさんという方の曲でした。
片言の日本語で歌いあげるセシルさんに若干の違和感を感じました。スミマセン。

ジブリ映画ってついつい期待して見てしまうので他の映画よりハードルが上がってしまいますよね。
つまらないわけではないけど、物足りなさをついつい感じました。

でもやはりジブリ!見ておくべきなんじゃないかな~と思います。

おすすめ度 ★★★☆☆