2006年のカナダ映画。B級ホラー・コメディです。
監督はアンドリュー・カリーというお方。
出演はキャリー=アン・モス、ビリー・コノリー、ディラン・ベイカーなど。
原題の【FIDO】は、アメリカやカナダで王道なペットの名前らしいです。日本ではポチ的な感じでしょうか。
あらすじ
のどかな田舎町ウィラードでは、ゾムコン社によって開発された特殊な首輪着けられたゾンビが、人間によって飼われていた。そんな状況に違和感を覚える少年ティミー(クサン・レイ)だったが、ある日、ご近所の目を気にする母ヘレン(キャリー=アン・モス)の主張により、彼の家でもゾンビ(ビリー・コノリー)を飼うこを決めた。
B級映画とはいえ、母親役がマトリックスシリーズでヒロインを演じたキャリー=アン・モスです。
この映画、人間がゾンビをペットにするというなんとも斬新な設定。
1950、60年代の設定のようで、とてもレトロな雰囲気の映像。
(車に乗って走るシーンでは背景と車がわざとに別だったりと、古めかしく描いています。)
映画には全員が白人出演であり、有色人種は全く出ていない。
当時の社会を徹底した設定の模様。
有色人種=ゾンビっすか・・?
ゾンビ映画だけにグロイシーンが少々ありますが、さほど気持ち悪くないです。
首輪をつけられ、メイドのようにコキを使われるゾンビ。(可哀相・・)
皆、ゾンビ役が上手で、本当のゾンビに見えてきます。
B級映画が好きな人には楽しめる映画なんじゃないかな、と思います。
たまにこうゆう映画も観たくなります。
おすすめ度 ★★☆☆☆