2011年7月30日土曜日

FIDO 【ゾンビーノ】

2006年のカナダ映画。B級ホラー・コメディです。
監督はアンドリュー・カリーというお方。
出演はキャリー=アン・モスビリー・コノリーディラン・ベイカーなど。
原題の【FIDO】は、アメリカやカナダで王道なペットの名前らしいです。日本ではポチ的な感じでしょうか。




あらすじ
のどかな田舎町ウィラードでは、ゾムコン社によって開発された特殊な首輪着けられたゾンビが、人間によって飼われていた。そんな状況に違和感を覚える少年ティミー(クサン・レイ)だったが、ある日、ご近所の目を気にする母ヘレン(キャリー=アン・モス)の主張により、彼の家でもゾンビ(ビリー・コノリー)を飼うこを決めた。




B級映画とはいえ、母親役がマトリックスシリーズでヒロインを演じたキャリー=アン・モスです。
この映画、人間がゾンビをペットにするというなんとも斬新な設定。
1950、60年代の設定のようで、とてもレトロな雰囲気の映像。
(車に乗って走るシーンでは背景と車がわざとに別だったりと、古めかしく描いています。)
映画には全員が白人出演であり、有色人種は全く出ていない。
当時の社会を徹底した設定の模様。
有色人種=ゾンビっすか・・?
ゾンビ映画だけにグロイシーンが少々ありますが、さほど気持ち悪くないです。
首輪をつけられ、メイドのようにコキを使われるゾンビ。(可哀相・・)
皆、ゾンビ役が上手で、本当のゾンビに見えてきます。
B級映画が好きな人には楽しめる映画なんじゃないかな、と思います。
たまにこうゆう映画も観たくなります。


おすすめ度 ★★☆☆☆

2011年7月27日水曜日

Blast From The Past 【タイムトラベラー きのうから来た恋人】

1999年のアメリカ映画。
監督はヒュー・ウィルソンという方。
出演はブレンダン・フレイザーアリシア・シルヴァーストーンクリストファー・ウォーケンシシー・スペイセク
個性的で豪華なキャストによるラブコメディです。



あらすじ
1962年のある晩、勘違いから危険を感じた発明家のカルヴィンは、身重の妻を抱えて地下シェルターへと避難した。やがて妻は可愛い男の子、アダムを出産。アダムはシェルターの中ですくすくと成長してゆく。そして35歳となったアダムは、必要に迫られ地上へ出る覚悟をするが・・・。





母から勧められたこの作品。久々に観てみました。
一風変わったラブコメディですが、発想が斬新で面白い展開です。
1人1人のキャラクターが個性的に描かれていて、キャストもピッタリです。
ブレンダン・フレイザー、やけに田舎臭い格好が似合うわね。
主人公のアダムが古き良き時代な育ち方をしていて、世間知らずだけど素敵。
今の世の中こんな男性いるのかしら?なんて思いながら観ていました。
個人的にツボだったのが、母親の隠れヒステリックぶり!笑えました。
クラブでのダンスシーン、完成度が高くてびっくりです。
そして父親のイカレた危機管理能力の高さには脱帽。
この両親役の二人、そんなに多くは出ないけど最高です。
笑いありで、軽く観れて、ほんわかとします。
ハッピーなエンディングで単純に楽しめる作品でした。
タイトルがB級映画の匂いを漂わせていますが、面白い映画です!




おすすめ度 ★★★★☆




2011年7月22日金曜日

Match Point

2005年のイギリス映画
監督はウディ・アレンです。
出演は、ジョナサン・リース=マイヤーズスカーレット・ヨハンソンエミリー・モーティマーなど。
ラブ・サスペンスというよりはヒューマンドラマだと思います。
そして、スカーレット・ヨハンソンの色気が半端じゃないです。



あらすじ
元テニス選手のクリスは、大金持ちの御曹司トムと親しくなり、彼の妹クロエと結ばれる。そんな彼の前に、妖艶なアメリカ人女性ノラが出現し、次第に彼女の魅力の虜になっていくが…。



ロンドンが舞台の映画です。意外と面白かった!
この映画は、“”がテーマです。
愛、金、地位・・欲望と運に翻弄される男の姿を描いています。
男ってやつは・・・と、若干イラつく部分はありましたが。
男性視点と女性視点でだいぶ変わる映画なんじゃないかな?と思います。
愛人役スカーレット・ヨハンソン綺麗すぎです。奥さん役のエミリー・モーティマーも美しい!
正反対な二人で良い感じでした。
(途中昼ドラばりの展開にはらはらドキドキです。)
二人の女性に対する愛を、主人公のクリスが【と【愛欲】という言葉を使って表現していましたが、まさにピッタリだなと納得してしまいました。。。
ラストは火遊びに夢中になりすぎて取り返しのつかない展開になるのだけれど、果して運が良かったのか悪かったのかはわかりません。
濃い人間ドラマが描かれていて、個人的には好きな映画です!



おすすめ度 ★★★★☆



ウディ・アレン監督の作品は前にも紹介しています。

2011年7月19日火曜日

Black Snake Moan 【ブラック・スネーク・モーン】

2007年のアメリカ映画。
監督は、クレイグ・ブリュワーという方。
出演は、サミュエル・L・ジャクソンクリスティーナ・リッチジャスティン・ティンバーレイクなど。
意外な俳優さんの組み合わせでなかなか面白かったです


あらすじ
アメリカ南部の田舎町。畑仕事をしながら静かに暮す元ブルース・ミュージシャン、ラザラスはある朝、道端で血だらけになって倒れている若い女を拾った。子供の頃の虐待の影響でセックス依存症となっていた彼女は、恋人のロニーが入隊したため、孤独に耐えられなくなりドラッグと酒に溺れ、男に殴られたのだった。彼女を家につれて帰り看病するラザラスは、逃げないようにと太い鎖を彼女の体に巻くのだった。




この映画、性依存症が主な話だと思っており、エロス映画と勘違いしておりました。
思っていたより、全然アダルトな感じではありません。
現代に多い、虐待や精神障害などが描かれていますが、そんな重い感じではありませんでした。
かなり手荒に更生しようとする様がオイオイ・・・と思うような感じでしたが、このキャストのおかげでまあ、そんな嫌な気もせず観れました。
(でも、女性を鎖で軟禁するのはオカシイだろ・・)
クリスティーナ・リッチの体を張った演技に注目です。
その中で、ブルースがちょくちょく入ってきます。サミュエル・L・ジャクソンやはりお上手です。
渋い声で歌いあげている姿に惚れそうです。
クリスティーナ・リッチも最後の方で『This Little Light of Mine』を歌うシーンは可愛くて好き。
(しかも意外と上手!)
そしてジャスティン・ティンバーレイク、演技も出来るんですね~。ビックリです。
こんだけ音楽入ってくるなら、ジャスティンも歌ってくれたらよかったのにな~なんて。
病気は完治しないけれど、最後は愛の力でで乗り越えていこう。というハッピーでもなくアンハッピーでもない感じなのが、良かった気がします。
こうゆう類の映画が結構あるので、現代に溢れている病気なんだなと、改めて思いました。
最後も鎖ですか・・。というのが個人的に嫌です。




おすすめ度 ★★★☆☆

2011年7月17日日曜日

An Unfinished Life

2005年のアメリカ映画。日本未公開作品。ヒューマンドラマです。
監督はラッセ・ハルストレムです。ギルバート・グレイプ、ショコラなどの監督さんです。
出演は、ロバート・レッドフォードジェニファー・ロペスモーガン・フリーマンなど。
豪華キャストで、良いお話なのに日本未公開とはちょっとビックリ。




あらすじ
恋人の暴力に絶えかね、11歳の娘グリフを連れ、亡き夫の父アイナーを頼って彼が営むワイオミングの牧場へと逃げてきたシングルマザーのジーン。しかしアイナーは、最愛の息子の死の原因となったジーンを許すことが出来ず、決して心を開こうとしなかった。



雄大なワイオミングの自然を背景に、心に傷を抱えた人々の再生への道のりを綴っています。
クマが出てくる時点で観る気が失せたのですが、意外や意外に面白い映画です。
なんといっても、ワイオミングの自然がとても美しいです。
時間がゆっくりと流れていくような感じで、田舎ならではの人との繋がりだったりが癒されます。
ジイサンと、孫娘との心の距離が近づいていく様がとても良かったです。
ちょっと笑ってしまうシーンもあり、ゆっくりと観れる映画でした。
皆それぞれの心の傷を、許し、そして分かり合う、そんなストーリーです。
しかも、イケメン保安官役はジョシュ・ルーカスです!(決してタイプではないけれど・・)
ジャニロペもやっぱり可愛いし!ナチュラルでもバッチリでもやっぱり美人。
地味なようで最後まで観ちゃう作品でした。


おすすめ度 ★★★☆☆





2011年7月11日月曜日

Precious

2009年のアメリカ映画。サファイアによる小説“プッシュ”を映画化。
監督はリー・ダニエルズ
出演は、ガボレイ・シディベモニークポーラ・パットンなど。
ソーシャルワーカー役にあのマライア・キャリーが出演しています!
衝撃のスッピン風なので誰だか一瞬わからないです。
レニー・クラヴィッツもちょっと出演しています。相変わらずカッコイイです。



あらすじ
母親(モニーク)からは精神的にも肉体的にも虐待を受ける16歳の少女プレシャス(ガボレイ・シディベ)。悲惨な家庭環境に生きる彼女は、学校の先生や友達、ソーシャルワーカー(マライア・キャリー)らの助けを借り、最悪の状況から抜け出そうとするが……。



ハーレムが舞台の不幸な女の子のお話です。
アメリカの現代の社会に起きている問題がギッシリと入っている感じがします。
凄まじい家庭環境ですが、こうゆう出来事は珍しくない事なのだと思います。
これは現実を描いている映画です。
主人公のプレシャスは、最後までとてつもなく不幸です。(本当に酷い。。)
プレシャスはこんなに不幸の連鎖が起きても、前向きなのです。涙をこらえながら。
彼女の優しさや前向きさがとても心に響きます。
終わった後もつい彼女の幸せを願ってしまいました。
生きる為には歩きだすほか無い!
今の若者に是非みて欲しい作品。
プレシャスの服装が地味にオシャレで可愛いです。色の組み合わせがお上手。
プレシャス役のガボレイちゃん役にハマってます。母親役のモニークの演技も凄いです!!
いや~しかし、モニークの腋毛は凄かったっす。


おすすめ度 ★★★★☆

2011年7月10日日曜日

Vengo

2000年のスペイン映画。ジプシーの音楽映画です。
監督はトニー・ガトリフ
出演はアントニオ・カナーレスオレステス・ビリャサン・ロドリゲスなど。
フラメンコ界の頂点、アントニオ・カナーレスが演じる情熱のフラメンコ映画です。


あらすじ
スペイン、アンダルシア地方。年頃の一人娘ペパを亡くした悲しみを紛らわすために盛大なフラメンコパーティを開いたカコ。すぐそばには、彼を慕いフラメンコを心から愛する甥ディエゴがいた。が、ディエゴの命は復讐に燃えるカラバカ家によって狙われていた。カコの兄がカラバカ家の長男を殺し行方不明になっているためだった……。



この映画凄い!最初からかなりぶッ飛ばされました。
オープニングからフラメンコとアラブの音楽をおりまぜた、様々な楽器を使った今までに聴いた事のないような音楽のセッション。鳥肌ギッシリもんです。
白衣の踊り子が旋舞する踊りも謎めいていて美しいです。
とにかく、音楽のほうも凄く豪華な面々なようで・・・。
フラメンコ・ギター凄すぎます
最初から最後までたっぷりとフラメンコを聴かせてくれます。
日常に常に音楽やダンスが溢れていること。
全ての日常の音がフラメンコに繋がる。
内容がどうこうというより、音楽で表現されている部分が結構強いと思います。
何度みても素晴らしいと思う作品です。観れば観るほど内容も深く感じます。
音楽好きでしたら是非みて欲しいです。



おすすめ度 ★★★★★







Billy Elliot 【リトル・ダンサー】

2000年のイギリス映画。青春ドラマです。
監督はスティーヴン・ダルドリー。長編映画監督デビュー作品です。
出演はジェイミー・ベルジュリー・ウォーターズゲイリー・ルイスなど。
この映画の中でとても良いキャラを演じている主人公役ジェイミー・ベルですが、最近の彼の映像を見てビックリ!大人になってるう~(当たり前だけど・・)


あらすじ
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。



ダンスを題材としている映画ついつい見てしまいます。
男臭い生き方の家族の中に、当時は珍しい男性でバレエに目覚め、迷いながらも一生懸命その道に進んでいく様を描く少年のお話です。
結構出来すぎた話の感じなのですが、家族や先生、友人との描きが妙にリアルに感じて、最後まで楽しめた作品でした。
少年ビリーのダンスがヘタウマな感じなのが可愛くて・・・。
ついつい笑ってしまうダンスシーンがありました。
(先生と踊るシーンが個人的に好き)
涙が出る程に感動というわけではありませんでしたが、最後のシーンではグっとくるものがあります。
しかも最後大人になったバレエダンサーのビリーの役は当時ロイヤル・バレエ団のプリンシパルだったアダム・クーパーが演じています!AMP版の“白鳥の湖”です。
ちょい役ですがラストのジャンプ、とても美しいです。鳥肌でした!


おすすめ度 ★★★★☆

2011年7月6日水曜日

The Holiday 【ホリデイ】

2006年のアメリカ映画。ラブコメディです。
監督はナンシー・マイヤーズ。“恋愛適齢期”などの監督です。
出演は、キャメロン・ディアスジュード・ロウジャック・ブラックケイト・ウィンスレットなど。
豪華キャスト!
んもう、ジュード・ロウが格好良すぎ・・。女子にはたまらんです。



あらすじ
恋に破れた2人の女性同士が、家や車を交換する“ホーム・エクスチェンジ”を試み、人生を開花させていくラブストーリー。
ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。クリスマス直前になってそれぞれ恋に破れた2人は、ネットを介して“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。アマンダはロンドンに、アイリスはビバリーヒルズに旅立つが……。



女性がとても楽しめる映画だと思います。
恋愛に疲れた、恋愛に1歩踏み出せない方にお勧め。息抜きに良い、元気でます。
映像も美しく、観やすいです。
内容は結構ベタな感じなのですが、豪華キャストの好演と軽快なストーリーで面白かったです。
女性陣も美しくて可愛らしいです。
やっぱりジュード・ロウが素敵すぎる!観ていて思わず、「いやあ~ん!!」となってしまいそうな男前ぶり。ヨダレが出ます。セクシーすぎて鼻血。
(あ、もうこのへんでやめときます
ジャック・ブラックも良いキャラでとても素敵です。
そして監督が女性なんです。監督が女性なんて珍しいですよね。どうりで女心鷲掴みなのね。
ラブコメの中で好きな作品です。


おすすめ度 ★★★★☆





おすすめ度

2011年7月5日火曜日

A.I

2001年のアメリカ映画。未来版ピノキオ物語のSF映画。
監督はスティーヴン・スピルバーグ
出演はハーレイ・ジョエル・オスメントジュード・ロウフンランシス・オコナーなど。
元々はスタンリー・キューブリック監督の長年温めてきた企画だったのですが、キューブリック監督の死去の為、スピルバーグ監督が引き継いだようです。
この映画のジュード・ロウ大好きです。


あらすじ
近未来。人々の周りには彼らをサポートするために造られたロボットがあふれていた。外見は人間と変わらないロボットたちだが、唯一、感情だけが欠けていた。しかしある時、不治の病にかかった少年の代わりに夫婦に与えられた子供のロボットに、実験的に愛をプログラムする試みが初めて行われた。少年は夫婦の愛情に包まれ生活を送るのだったが……。




個人的にSFってあまり好きじゃないジャンルです。。
ロボット系の映画って観てもやっぱりか~とガッカリするのが多いのですが・・・。
結構好きです。おとぎ話チックで観やすかったです。
この映画は完全にロボットサイドで観てしまいました。人間の欲望や自分勝手さが滲み出た映画だと思いました。悲しい物語です。
ラストまでの道のりを楽しんで観ることができました。
納得のいかない部分や疑問に感じる場面は結構ありますが、まあそれはさておき。
主人公のデイビット役のハーレイ君の演技。彼、独特の雰囲気がありますよね。
そして、セックス・ロボット役のジュード・ロウの美しさ!動きや首をコキっとするのが好きです。
(本当にロボットみたいで。。私も欲しいわあ~!)
この映画をキューブリック監督がつくったとしたら・・と考えたら全く違う作品になったと思うので、観れなくて大変残念に思います。
苦手なSFでも楽しめました。


おすすめ度 ★★★★☆


スティーヴン・スピルバーグ監督の作品は前にも紹介しています。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
ターミナル

2011年7月4日月曜日

Backbeat 【バック・ビート】

1994年のイギリス映画。青春映画です。
監督はイアン・ソフトリー
出演はスティーブン・ドーフイアン・ハートシェリル・リーなど。
知らない人も多い?ビートルズの初期メンバーのお話です。



あらすじ
ビートルズ結成時にいた5人の中の一人、スチュアート・サトクリフの生涯を描いた作品。1960年、イギリスの港町リバプール。美術学校へ通う19歳のスチュアートは、同じ学校の親友ジョン・レノンと毎夜町へ繰り出しては、ケンカを起こすなどして過ごしていた。スチューには天才的な絵の才能があったが、ジョンは絵よりもロックに興味を持っていた。ある日、ジョンはスチューをバンドに誘う。始めは躊躇したがジョンに憧れを抱いていた彼はバンドに入る事を決意する……。





ずっと観たいな~と思っていたこの作品。やっと観ました。
21歳という若さで他界したスチュアート・サトクリフの生涯と、初期ビートルズを描いています。
スチューアートジョンとの友情や、恋や芸術。
とても切なく悲しいお話ですが実話にかなり近いみたいです。
ライブの音楽もカッコいいです。
ジョン・レノン役のイアン・ハートの演技にも注目であります。
ジョンが最後のシーンでラブ・ミー・テンダーを歌うところに涙が出ました。
ビートルズの知らない部分も見れてとてもよかったです。
ビートルズ、本当に凄いです。世代を超えて愛される忘れられないバンドですね!
(個人的に、ポール役が似ていて噴き出してしまいました。)




おすすめ度 ★★★☆☆

2011年7月2日土曜日

The Dinner Game 【奇人たちの晩餐会】

1998年のフランス映画。ブラックなコメディ映画です。
監督はフランシス・ヴェベール
この監督の主人公は、皆名前が“フランソワ・ピニョン”ですね。意味のある大切な名前なのでしょうか・・・?
出演はジャック・ヴィルレティエリー・レルミットなど。



あらすじ
出版業を営むブロシャンには密かな楽しみがあった。それはバカな人間を招待しては仲間で笑い物にするという晩餐会だ。今回はマッチ棒の工作が趣味という税務局勤めのピニョンという小男を見つけたのだが、当日ギックリ腰になり動けなくなったブロシャンはピニョンと二人きりになってしまうのだった……。



人情喜劇をやらせたらフランス随一といわれる監督ですが、これも面白い作品です。
好き嫌いが分かれそうな笑いどころです。
タイトルを観て、晩餐会でのストーリーなのかと思っていましたが、全然違いました。
短いコントが重なっていく展開で、こうゆう映画って斬新だな~と思います。展開も軽快です。
間の取り方や表情など本当に俳優さん達が上手です。主人公ピニョン役のジャック・ヴィルは凄いです!
主人公ピニョン、なんだか可愛らしい。けどバカすぎ・・・笑。
しかし、バカを集めて晩餐会で楽しむなんて非道っ。それで笑ってしまった私って・・。ゴホン。
日本語吹き替え晩も観ましたが、意外と嫌じゃなかったです!個人的には字幕版より良いかも。




おすすめ度 ★★★☆☆


フランシス・ヴェベール監督の作品は他にも前に紹介しています。